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【NHKガッテン】口内フローラの改善と唾液分泌の増やし方11選☆歯周病対策の最新ワザ

近頃、話題の口内フローラを知っていますか?

実は、口の中にも腸内と同じく1000億個もの細菌がいて、悪玉菌と善玉菌がバランスを保つことで免疫力を保っているんですね。この細菌バランスを口内フローラといい、悪玉菌が増えて口内フローラが崩れると悪玉菌が全身に拡散して糖尿病や動脈硬化など重大な病気の原因になってしまうんです。怖いですよね。

そんな大注目の口内フローラはNHKためしてガッテンでも最新健康術として取り上げられるほど今注目されているんですよ♪

ということで今回は、口内フローラとその役割、口内フローラが崩れる原因とその悪影響、口内フローラを良好に保つための対策などをご紹介します。

【追記】ためしてガッテン放送後、番組で紹介された内容で特に私が「へぇ~!」と感じたことを次の記事にまとめてみました!こちらもご覧になってみてください^^

口内フローラとは

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「腸内フローラ」は聴いたことあるけど、口の中にもあるの?」というのが第一印象ではないでしょうか。実は、口の中にも腸内と同じくらい多くの細菌が住んでいます。そして、体の中で唯一、細菌が体内に入り込む場所が口の中なのです。

善玉菌が減って悪玉菌が増えた「口内フローラが崩れた」状態ですと、細菌が口の中の僅かな傷などから直接血管に侵入して、90秒で全身を駆け巡ります。それによって、後述する重病の原因になってしまうんですね。だから怖いんです。

まずは口内フローラとは何なのか、知っておきましょう。

口内フローラとは?善玉菌と悪玉菌のバランスが大事

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口の中に細菌が棲んでいるとはどのような感じなのでしょうか。ちょっと想像しにくいですよね。実は、口の中には700種類以上、1000億個もの細菌が存在しています。

口内に棲む善玉菌・悪玉菌の例
  • ミュータンス菌 : 虫歯の原因になる悪玉菌
  • スピロペータ菌 : 歯周病の原因になる悪玉菌
  • ジンジバリス菌 : 歯ぐきの炎症、口臭の原因になる悪玉菌
  • ミティス菌 : 口の中の健康を守ってくれる善玉菌

これらの細菌バランスが崩れてしまうと歯を失うだけではなく、全身の健康に影響することがわかってきました。口内フローラに詳しい鶴見大学歯学部探索歯学講座の花田信弘教授によれば、次のとおりです。

口内フローラとは
口の中にも腸内と同じくらい多くの細菌が住んでいます。フローラとは「花畑」の意味で、色とりどりの菌が生息していることが由来です。口内にある無数の細菌が健全なバランスで維持されている環境、これを『口内フローラ』といいます。

口内フローラが崩れて悪玉菌が引き起こす病気とは

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口内フローラが崩れると悪玉菌が増殖して虫歯や歯周病を引き起こしてしまいますが、それだけにはとどまりません。口の中は、唯一、細菌が体内に入り込む場所。口内では細菌が直接、容易に血管に侵入してきてしまうんです。

すると、一気に全身を駆け巡って全身の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。口内の悪玉菌が引き起こす病気は大きく分けて2通りあります。

プラーク形成菌や歯周病菌が原因となる疾患
  • 細菌性肺炎
  • 細菌性心内膜炎
歯周病が誘引となる疾患
  • 糖尿病
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • バージャー病
  • 早産
  • 低体重児出産

口内フローラをなぜ維持することが健康に直結するのか、だんだんおわかりになってきたんではないでしょうか?口内フローラが崩れて悪玉菌が増殖すると、虫歯や歯周病になるだけでなく、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞といった重病の原因にもなってしまうんですね。

では、口内フローラを健全な状態にするのが大事なのがわかったところで、口内の細菌の健全なバランスとはどういう状態なのか見ていきましょう。

プロバイオティクスとは?健全な口内フローラの条件

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これまでの医療では、強い薬で悪玉菌を殺菌してしまう方法をとっていました。しかしそれだと体に良い善玉菌まで殺菌してしまうというデメリットがありました。さらに悪玉菌に耐性がつくたびに新薬を開発するという負のスパイラルにもなっていました。

そこで注目されたのが「プロバイオティクス」という考え方です。

プロバイオティクスとは
口内の環境を整えるために口内細菌を利用するという考え方。善玉菌を増やすことで悪玉菌を抑制させて、菌のバランスを整えること。

ですから、悪玉菌も善玉菌もすべて殺菌するのではなく、善玉菌が優位な状態にすることで悪玉菌の活動を抑制させて、虫歯や歯周病を防ごうという、菌と共存していく合理的な方法と言えますね^^

プロバイオティクスと口内フローラ

このプロバイオティクスから見ると、健全な口内フローラの条件がわかってきますよね。口の中には約1000億個の細菌が棲んでいますが、善玉菌が優位になっている状態こそ、健全な口内フローラといえます。

そもそも、歯が生える前の新生児期や乳児期から棲みついている菌が優勢な状態にある口の中、これが健全な口内フローラといえるそうですよ。

では、口内フローラを整えるためにはどうすれば良いのでしょうか?

口内フローラを整える方法♪唾液の役割と効果

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口内フローラを整えるために必要なのは「唾液」をきちんと分泌させるということです。

唾液の役割と効果
唾液に含まれるリゾチームやラクトフェリンなどの成分に、善玉菌を優位にする細菌バランスを整える効果があります。

ですから、健全な口内フローラのためには、唾液をしっかり出してあげないといけないんですね。

ただし、唾液がしっかり出ていても、歯磨きをサボると唾液の成分が機能しなくなる「バイオフィルム」ができてしまうので、注意が必要です。

バイオフィルムとは?虫歯や歯周病・口臭の原因

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口内フローラを整えるためには、悪玉菌が増えて虫歯や歯周病、口臭の原因になってしまう「バイオフィルム」に注意しなくてはなりません。

バイオフィルムとは
悪玉菌が糖と一緒になってできた歯垢(しこう)が、歯の表面に膜のようになってこびり付いたもの。

食後に歯磨きをせずに、口内に食べ物の糖が残っている状態が続くと、善玉菌であるミティス菌が機能しなくなります。すると悪玉菌が糖と一緒に歯にこびりついて歯垢(しこう)になるのです。やがて歯の表面にこびりついて膜になってしまいます。

このバイオフィルムができると、唾液をいくら分泌しても膜の中に入っていけないので、悪玉菌がどんどん増殖することになります。その結果、虫歯、歯周病、口臭の原因になってしまうんですね。

バイオフィルムを防ぐ方法:歯みがきブラッシング♪

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バイオフィルムを防ぐ方法は、シンプルです。歯みがきをしっかり行って食後の糖が口内に残らないようにするということ。小さい頃から言われている「食べたら歯を磨きましょう」というアレですね。

仕事をしていたり忙しかったりすると、昼食後の歯みがきができないことがありますが、その時にも洗浄液でブクブクうがいをするだけでも、かなり違ってきますよ^^

善玉菌優位の口内フローラを維持する方法

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さて、ここまでの内容を一度まとめておきましょう!

口内フローラのポイント
  • 口内のわずかな傷などから、虫歯菌や歯周病菌などが直接血管に侵入し、全身を駆け巡る。それが糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞など重病を引き起こす原因になってしまう。
  • プロバイオティクスの考え方に基づいて、口内をすべて殺菌するのではなく、善玉菌が優位な状態(=口内フローラ)を維持することで、虫歯や歯周病を防ぐのが良い。
  • 口内フローラを整えるためには、まず唾液をしっかり出す口内環境を作ること。唾液が善玉菌が優位な状態を作り出すのに不可欠。
  • バイオフィルムという歯垢が悪玉菌と結合する膜ができると、善玉菌や唾液が機能せず悪玉菌が増殖するもとになる。歯みがきをきっちりしてバイオフィルムを防ぐことも大切。

ここまでの内容で、口内フローラを整えて維持するためには、唾液と歯みがきがポイントということですね。では、次章から口内フローラの具体的な改善策をご紹介していきます♪

口内フローラの改善対策11選☆唾液の分泌量を増やそう

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歯周病菌を抑える大切な薬は【唾液】です。唾液に含まれるリゾチームとラクトフェリンには細菌の活動を抑える殺菌効果があります。唾液は副作用のない唯一の万能薬ともいえるのです。

しかし、唾液が少ない状態が続くと細菌が増殖して口内フローラが悪化してしまいます。すぐにカンタンにできる、唾液が適切に分泌させて口内フローラを維持する具体的な改善策をご紹介します。

1) 歯磨きのタイミングは寝る前と起きた直後!+食後

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口内フローラを維持するのに重要な唾液ですが、睡眠中にはほとんど出なくなってしまうのです。寝ている間は唾液が分泌されないので、歯周病菌は増殖をして1,000倍にもなると言われています。口内フローラは夜中に悪化してしまうんですね。

ですから、寝る前と起きた直後の歯磨きがポイントになります!一般的に、夕食後、朝食後に歯磨きをする方が多いと思いますが、寝る前と起きた直後に歯磨きをすることが、口内フローラの対策には大切です。

もちろん、食後の歯磨きも大切です。食べ物に含まれる糖が歯周病菌の栄養源になってしまうからです。しかし、前述のように寝ている間には唾液の分泌が無くなってしまうので、寝る前にきちんと歯垢を落とすことが何よりも大切なことなのです。

2) 正しい歯磨きのやり方をマスターする

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正しい歯磨きを意識したことはありますか?横に動かしながら全体的に磨くのはNG。1本ずつ磨くのがポイント!

正しい歯磨きのポイント
  • 歯の1本1本を意識して上下左右裏表の6面を磨く
  • 意識しないと、どうしても表裏と上だけを磨いてしまいます。

  • 歯と歯の間の隙間を磨く
  • 歯茎を傷めないように気をつけて、歯の隙間に歯ブラシの先があたるように小さくブラッシングしましょう。毛先をきちんと入れて震わせるようにして磨きます。また、隙間には歯間ブラシやデンタルフロスを使うとさらによく歯垢をとれますよ。

  • 歯周ポケットに歯ブラシを45度の角度であてる
  • 歯周ポケットは歯周病菌の住みか。歯周病は歯周ポケットから始まりますから、特に丁寧に磨きましょう。正しく磨けば歯周ポケットは浅くなっていきます。

  • 歯ブラシを強く握りすぎない
  • 強く握りしめると力が入りすぎて歯茎を痛める原因にもなります。鉛筆を握るときと同じ位の力が理想的です。

歯周病で歯がグラグラしていた人が丁寧に歯磨きをしていたら、歯がしっかりしたという例もあります。歯磨きはやっぱり歯周病ケアの第一歩なのです。

3) ダイエット中はビタミンA・Dで唾液量を増やす!

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ダイエットなどで食事の量を減らしてしまうと唾液が出にくくなります。また、食事を抜いてしまうと口が渇いて口臭の原因にもなります。日頃から噛みごたえのあるものをしっかり食べるように心がけることがポイントです。

ビタミンのバランスが崩れると唾液がでにくくなることがあるので、ビタミンAやビタミンDも積極的に摂りましょう。

4) 口呼吸はNG!よく噛んで唾液を分泌させよう

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唾液は口内フローラの重要なポイントです。1日3回バランスのよい噛みごたえのあるものを食べていれば、唾液の出はよくなります。

唾液は噛むことで唾液腺が刺激されて分泌されます、積極的に噛むことを意識しましょう。また、柔らかいものばかり食べていると、アゴの筋肉が弱って口呼吸になってしまいます。口呼吸になるとますます唾液の出が悪くなってしまうのです。

5) 唾液が減るので食事中に水を摂りすぎない

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唾液は普通、意識しませんよね。食事中に水をよく飲んでいませんか?食事中に飲み物がないと不安という人は唾液の出が悪くなっているかもしれません。

噛んだ後に水分で流し込む食べ方ではなく、水分が無くても飲み込めるくらいによく噛んで食べるようにすることで、唾液も十分に出ますよ。口内フローラにとってもプラスですので良いことづくめです。

6) 寝る時の口呼吸はNG!鼻呼吸に改善しよう

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また、口呼吸になると夜、寝ている間に口を開けてしまうので口が渇いて口内環境を更に悪化させてしまいます。

朝、起きたときに口が渇いている人は寝るときに粘着力の弱いテープを上下の唇に縦に貼って寝ると口を開かずに眠ることができます。少し緩めに貼ると寝苦しくないのでやってみましょう。

7) スマホをいじる姿勢を改善する

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スマホを使うときはうつむいて、前かがみになっていませんか?長時間、うつむいた姿勢を続けると唾液腺の出口が圧迫されて、唾液が出にくくなります。ときどき、姿勢を変えたりストレッチしたりするようにしましょう。

8) 唾液の出を良くするツボを押してマッサージ

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唾液腺は3つあります。唾液腺のマッサージを食前にやると唾液の出がよくなります。
口臭が気になるときにも効果があります。

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  • 耳下腺
  • 人差し指から小指までを頬と耳たぶの手前の間にあてて、奥から前に円を描くようにマッサージする。

  • 顎下腺
  • 耳の下からアゴの先まで頬の内側を愈部先で何か所か優しく押していく

  • 舌下腺
両手の親指をアゴ先の真下から舌をつきあげるようにゆっくり押しあげる

9) あいうべ体操で舌を動かすと唾液分泌に効果的♪


最近はインフルエンザを予防するあいうべ体操も注目されていますが、唾液を出す体操もあります。

唾液を出す体操のやり方
1) 口を大きく開けて、舌を前後に出したりひっこめたりする
2) 舌をできるだけ前に出して、そのまま左右に振る
3) 唇全体をなめ回すように舌の先で円を描く
4) 前歯の裏に舌をあてて、舌打ちするように音を出す

次の動画も参考になるのでやってみてください♪

10) 睡眠不足は唾液が減る!深い睡眠をとる

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過度な睡眠不足になると、自律神経が乱れて唾液の分泌が悪くなってしまいます。しっかり質の良い睡眠をとることが口内フローラを保つのにも効果的なんですね。

質の良い眠りを取るためには、ちょっとしたコツがあります。寝る前に1分でできる安眠のツボ押しをするだけでもグッスリ眠れたりします。次の記事で詳しくご紹介しているのでご参考にしてください。

また自分では気づいてないけど深く眠れていない、だから昼間に眠くてしょうがないという場合もあります。もしかして・・と思った方はこちらの記事をご覧になってみてください。

11) ストレスを溜め込み過ぎない

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ストレスが過度に溜まってしまっても自律神経が乱れて唾液の分泌量が減少して口内フローラの細菌バランスが崩れる原因になってしまいます。あなたなりのストレス解消法をみつけて、適度にストレスを発散することも大切です。

筆者のオススメは、今話題の「マインドフルネス瞑想法」です。Google社やFacebook社など世界的な優良企業も導入していたり、ビル・ゲイツなども実践しているというストレス解消法です。

次の記事でマインドフルネスの効果や正しいやり方、よりよく実践するためのポイントなどを詳しくご紹介しているので、ぜひご覧になってみてください。

ダイエットがうまくいかないのは口内フローラのせいかも?

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ちなみにですが、ダイエットに取り組まれている女性は多いかと思いますが、歯周病が体重を増加させることがわかってきました。口内フローラの質がダイエットの成功を左右するかもしれません。

歯周病菌が出す毒素をリポ多糖といいますが、そのリポ多糖をマウスの皮下に4週間埋め込んだ結果、肝臓に脂肪が沈着し、体重が増加したのです。歯周病菌から出たリポ多糖が、歯肉の炎症部分から体内に侵入するとダイエットしても効果が出にくくなってしまうということです。

口内フローラを整えて歯周病や口臭を防ぐことと、ダイエットを成功させることは実は同時に一挙両得にできるかもということです♪ あなたがダイエットでイマイチ成果が出ていないなら、口内フローラを整えるところからアプローチしてみると良いかもしれません^^

【まとめ】口内フローラを整えて体の中から健康を♪

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いかがでしたでしょうか?

口内フローラと口内環境がなぜ大事か、口内フローラが崩れると引き起こされる重大な病気、唾液の役割と効果、唾液量を増やして口内フローラを整える方法11選などをご紹介してきました。

医聖と呼ばれるヒポクラテスは2400年も前に「口の中に慢性の病があると全身の健康を害する」と言ったそうです。普段あまり歯が痛むときにしか意識しない口の中ですが、健康の重要な鍵を握っていることが、現代になってやっと科学的にも知られてきました。

口内フローラを整えることは、虫歯や歯周病・口臭を防ぐとともに、糖尿病や動脈硬化、ガンの予防することにもつながります。口内環境に意識を向けて、白い歯とさわやかな息で健康を手に入れたいですね♪

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