寝る前1分の眠くなるツボが効く☆眠気を刺激して睡眠の質を高める方法♪

すぐに始められるのが「ツボ押し」の魅力♪ぐっすり深い睡眠で健康的でストレスフリーな毎日を送りましょう。テレビを見ている時、ベッドに入る前など1分でも良いので、1つでも2つでも、心地よく眠気を感じる「眠くなるツボ」を押す習慣をつけてみてください。不眠の悩みから解放されて、快眠の喜びを感じましょう♪
【目次】気になるところをクリックするとジャンプできます♪
- ツボ押しで睡眠の質を高めよう
- なぜツボ押しで眠くなるの?不眠解消の効果のヒミツ
- 眠くなるツボ18選☆お気に入りを見つけて不眠を解消しよう!
- 1) 百会(ひゃくえ)
- 2) 安眠(あんみん)
- 3) 失眠(しつみん)
- 4) 中衝(ちゅうしょう)
- 【手・腕のツボ】
- 5) 小衝(しょうしょう)
- 6) 合谷(ごうこく)
- 7) 手の神門(しんもん)
- 8) 内関(ないかん)
- 9) 労宮(ろうきゅう)
- 【頭のツボ】
- 10) 完骨(かんこつ)
- 11) 風池(ふうち)
- 12) 天柱(てんちゅう)
- 【顔・耳のツボ】
- 13) 太陽(たいよう)
- 14) 印堂(いんどう)
- 15) 攅竹(さんちく)
- 16) 耳の神門(しんもん)
- 【足のツボ】
- 17) 湧泉(ゆうせん)
- 18) 行間(こうかん)
- より効果的にツボを押す3つの秘訣って?
- ツボ押ししても眠くならない、眠りが浅い場合には・・・
- ぐっすり眠ってスッキリ目覚めてストレスフリーな毎日を♪
ツボ押しで睡眠の質を高めよう
「何だか最近眠れない」とか「寝ても寝ても眠い」と感じている女性は実は約7割もいるんだそうです。
睡眠が不足していたり眠りが浅いと、昼間にボーとして、集中力や判断力が低下するので仕事や家事にも悪影響をおよぼします。注意力も散漫になりますよね。
睡眠の質を高めて深い眠りにするためには、時間・食事・運動など生活習慣の見直しが最も効果的ですが、「今日からすぐに実践できる」のがツボ押しのメリット!いわば特効薬と言えるかもしれません。騙されたと思って、ぜひ実践してみましょう♪
なぜツボ押しで眠くなるの?不眠解消の効果のヒミツ
「なぜツボを押したくらいで眠くなるの?」と不思議に思いませんか?筆者はとても不思議だったので調べてみました。
このあとの章でご紹介する「眠くなるツボ」には共通点があって、押すことで頭と体がリラックスしてくる効果があるんです。このリラックス効果が感じられる理由は、ヒトの神経が大きく関係しています。
交感神経と副交感神経の切り替えがポイント!
ヒトは「自律神経」という神経によってコントロールされていて、自分で意識しなくても呼吸をしたり内臓を動かしたりしています。この生命維持に必要な「勝手に動いてくれる神経」を「自律神経」と言います。
この自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分かれていて、活動時と休息時、ストレス状態とリラックス状態というように、自動的に切り替わりながらバランスをとって人間の行動をサポートしています。
健康な状態、寝つきが良く睡眠の質が良い状態の場合、自律神経が正常に働いて、この交感神経と副交感神経をうまく切り替えることができています。逆に、自律神経が乱れていると、切り替えがうまくできず、不眠症や浅い眠りになるんですね。
ツボ押しは副交感神経を活発にして眠りを促す効果♪
眠りが浅い、寝つきが良くないというのは、自律神経がバランスをとれていない状態。そこで、眠くなるツボ押しをすると、副交感神経を活発化する働きがあるので、休息モードに切り替えるのをサポートできるんです。
日中のストレスを抱えた状態のままだと、活動モードなのでベッドに入ってもなかなか寝つけません。そんな時、快眠のツボを押すことで、ドキドキした状態からゆったりとしたリラックス状態にしてくれるので、スッと眠りにつける効果が期待できるというわけです。
眠くなるツボ18選☆お気に入りを見つけて不眠を解消しよう!
ツボ押しは、道具もいらない、時間も1分もあればできる、だから手軽に始められるというのが魅力です。特に「あー今日は何か疲れたな」というときにもサッとできるので、行動に移すまでのハードルがとても低いのが良いところですね♪
気持ちいいツボを探そう♪全てを押さなくても効果は十分!
今回は、不眠に効く、眠くなるツボを厳選して18個、ご紹介しますが、すべてを押す必要はありません。人によって「このツボが気持ちいい♪」と感じるツボが違いますから、いくつかのツボを試してみましょう。
あなたが心地よいと感じるツボをいくつか見つけて、1つでも2つでも刺激するだけでも不眠解消の効果は実感できると思います。ちなみに筆者もすべてのツボを刺激しているわけではありません^^
まず試そう♪眠くなるツボ、ポピュラーなものから4つ
ツボ押しで副交感神経を活性化させてあげると、体が休息モードになってリラックスしてきます。心がゆったりして、寝つき良く深い眠りに促してくれます。「眠くなるツボを押したらスッと寝れたw」という方もよくいらっしゃいますよ。
特に、睡眠不足のときは、血流が滞るなどで眠りのツボが固くなっていることがあるので、ツボ押しでほぐしてあげることで、副交感神経の働きが良くなるし、血行も促進してくれるので、良質な睡眠をサポートできるんです。
そんな眠くなるツボの中でも、有名なものが次の4つです。
【眠くなるツボ 有名なモノ4つ】
- ・百会(ひゃくえ)
- ・安眠(あんみん)
- ・失眠(しつみん)
- ・中衝(ちゅうしょう)
まずは、この4つから試してみてはいかがでしょうか?その後、他のツボも試してみて、自分に合ったツボを見つけてみましょう。大事なのは、1つでも2つでも毎日の習慣にしてしまうことです。
不眠に効くツボ押しを習慣にすることで、次第に睡眠の質も高まってグッスリ眠れるようになっていくと思います^^
では、さっそくいきましょう!まず上記の4つからご紹介して、その後に他のツボもご紹介していきますね♪
1) 百会(ひゃくえ)
多くの経絡が交差し全ての臓器と繋がっている、百病を治すと言われるとても重要なツボです。
2) 安眠(あんみん)
不眠解消に効くツボとして紹介されることの多いツボです。「眠たくなるツボ」というよりは、「熟睡できるツボ」「睡眠の質を高めるツボ」ですので、寝ても寝ても眠い、疲れがとれないという方にオススメですよ♪
3) 失眠(しつみん)
「眠りを失った時に効果的な経穴」というところから「失眠」と名付けられるほど、不眠解消に効くツボの代表格。布団に入る前やテレビを見ながら刺激してあげると、リラックスした状態になって寝つきが良くなります。
ちなみに、「失眠」にお灸(きゅう)をすえると効果が倍増するとか(筆者はやったことないです)。
4) 中衝(ちゅうしょう)
中衝(ちゅうしょう)は、明石家さんまさんの「ホンマでっかTV」でも紹介されたことのある眠りに関するツボです。このツボは、眠れなくて困っている時に押すと、心をリラックスさせて快眠に導く効果もある一方で、日中などにすごく眠気に襲われた時に押すと眠気がとれて目が覚めるという便利なツボです♪
また、前述のように、日中など眠気を覚ましたい時に押すと、頭がスッキリして眠くなくなるという不思議なツボです。
ホンマでっかTVでは、「時差ボケが治らない」と悩んでいるメジャーリーグ・ヤンキースの田中将大投手に、医師・臨床思想家の亀井眞樹氏がすぐに眠れるツボとご紹介していました。
ご参考までに、動画もご紹介しておきますね。
では、続いて、上記でご紹介した以外の、眠くなるツボをご紹介していきます♪
【手・腕のツボ】
まずは、いつでもどこでも手軽に押せる、手や腕にある不眠解消のツボです。
5) 小衝(しょうしょう)
6) 合谷(ごうこく)
合谷(ごうこく)はいろいろな症状を緩和してくれる有用なツボです。例えば、「鼻炎で鼻が詰まって眠れない」「頭痛が気になって眠れない」「喉が痛くて眠れない」など、眠りを妨げる症状がある場合には、ぜひ押してほしいツボです。
7) 手の神門(しんもん)
神門(しんもん)は、「神様の入ってくる門」という意味をもっていて、心や精神に関わりの大きい「癒しのツボ」です。耳にも手にもあるのですが、まずは手の神門からご紹介します。
8) 内関(ないかん)
9) 労宮(ろうきゅう)
【頭のツボ】
次は頭部にある眠くなるツボです。自分で押していて気持ちが良いですし、眼精疲労や頭痛も和らげてくれる何かと使えるツボです。筆者の一番お気に入り♪
10) 完骨(かんこつ)
また、眼精疲労にも効果があるので、目のシワが気になる、目が疲れてまぶたが痙攣(けいれん)するといった症状にも効果的です。
11) 風池(ふうち)
12) 天柱(てんちゅう)
【顔・耳のツボ】
続いて、顔まわりのツボです。眠くて目がショボショボするときや目のクマがあるときにマッサージするのも良いですよ^^
13) 太陽(たいよう)
14) 印堂(いんどう)
15) 攅竹(さんちく)
目の疲れは顔・肩まわりのコリや筋肉の緊張につながって睡眠の質を下げてしまうので、このツボで症状を緩和すると眠りの質が高まります。
16) 耳の神門(しんもん)
耳にある神門(しんもん)をご紹介します。耳にある方も手にある方も、どちらも効果としては同じで、心をリラックスさせて寝つきを良くしたり、ストレスを解消したりするのに良いとされています。
また、綿棒の先で押すのも気持ち良いですよ。爪楊枝の裏側で押すとよいと紹介されていることがありますが、筆者は痛くて無理だったので綿棒の先でやっています。痛くない程度に心地よい刺激を与えるのがポイントですよ♪
ご参考までに動画もご紹介しておきますね。
【足のツボ】
最後は、足のツボです。特に足裏は「第2の心臓」と呼ばれるくらい大事な部分。ツボや反射区があり、ツボ押ししても温めても良い効果が期待できますよ。
17) 湧泉(ゆうせん)
元気が湧き出すツボとしても知られる、多くの効果が期待できるツボです。
また、リンパの流れを改善して足のむくみをスッキリしてくれる効果もありますので、オススメです。リンパの流れを良くすると快眠にも効果があるので、次の記事でご紹介した内容もきっと参考になると思います。良かったらご覧になってみてください。
18) 行間(こうかん)
より効果的にツボを押す3つの秘訣って?
これまでご紹介したツボ押しは毎日の習慣にすることで、手軽にお金をかけずに睡眠の質を高めてくれるのですが、ちょっとした工夫でさらに快眠効果、不眠解消の効果をアップすることができます。ここでは3つご紹介しますね♪
1) パートナーに押してもらうとリラックス効果がアップ
ツボ押しは自分でやってももちろん良いのですが、効果を最大化するためには人にやってもらうと良いです。自分でやっても気持ちいいんですが「やってる感」もどうしても感じます。
でも、家族やパートナーにやってもらうことで「マッサージされてる感」を感じられて、よりリラックスできますよ♪筆者もお風呂あがりにパートナーにお願いしてツボを押してもらうこともしばしば。とてもリラックスできます^^
ただ、痛いほどおすと逆効果なので、どのくらいの強さで押すと気持ちいいか、きちんとパートナーに伝えるようにしましょう。
2) ポイントは、強すぎず弱すぎず・長すぎず・垂直に
力加減は自分で押すにもパートナーに押してもらうにも、痛気持ちいいと感じる強さがちょうど良いです。これは人によって違いますので、あなたに合った適度な力加減を見つけていきましょう。
また、1つのツボを10分も20分も押すなど、長時間刺激し続けるのもかえって体を疲れさせてしまう原因となります。ご紹介したように、1つ1つのツボ押しは短時間でも充分なので、いくつかお気に入りを見つけて、毎日続けることの方が肝心です。
ツボを押す際には「指の角度」もポイントになります。皮膚に対して垂直に押すのが正しい押し方。皮膚の表面に対して斜めに押すと、力が分散されてしまうからです。
3) ツボは温めることでさらに効果的に♪
ツボは指圧する以外にもお灸で刺激する方法があります。眠くなるツボを押すことで、副交感神経を活性化させるとともに、血行を促進することでリラックスさせてくれます。血液の流れは温めることでさらに効果が高まりますから、ツボをお灸などで温めることはとても効果的なんです。
「お灸なんて家じゃできない!」という方も多いでしょうから、その場合には蒸しタオルや湯たんぽをツボに当てると良いです(やけどには注意です)。
足裏は第2の心臓!温めてマッサージすれば冷え性やむくみも改善♪
筆者は特に足の裏のツボは蒸しタオルで温めるのがお気に入りで、足の冷え性も改善されたり、むくみも解消される効果も期待できるのでオススメです。
次の記事で、足裏マッサージや反射区について詳しくご紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてください^^
ツボ押ししても眠くならない、眠りが浅い場合には・・・
「最近ちょっと寝つきが良くない」「眠りが浅い気がする」という程度に感じる方であれば、今回ご紹介した眠くなるツボ、不眠解消のツボを押していただくとよく眠れるようになるかと思います。
それでも「やっぱり寝つきが悪い、夜中にすぐ目覚めてしまう」という方は、眠り方、食事、運動など、普段の生活でできるところから見直していく必要があるでしょう。
睡眠はやっぱり重要!良質な睡眠にすればダイエットまでできる?!
次の記事は「睡眠ダイエット」についての記事ですが、睡眠の質を高めれば基礎代謝量がアップして、自然と消費されるカロリーが増えるので、痩せやすく太りにくいカラダになっていくという内容になっています。
そのため、ぐっすり深く眠るために普段の生活で何にどう気をつければ良いかをまとめていますので、快眠を得たい方にもぜひご覧になっていただきたい記事です^^
ぐっすり眠ってスッキリ目覚めてストレスフリーな毎日を♪
いかがでしたでしょうか?
眠くなるツボ押しの効果と、快眠効果のあるツボを厳選して18コご紹介しました。また、ちょっとした工夫でさらに睡眠の質を高める方法についても記しました。ツボの良いところは、不眠解消、眠気を刺激する効果ももちろんありますが、それ以外に目の疲れやむくみを取ったり、血流を良くしたりと他の効果も期待できる点です。
1つでも2つでも毎日ツボ押しする習慣をつけることで、自律神経も整ってぐっすり眠れるようになりますし、日中の体調も良くなると思います。やっぱり睡眠は健康のキホンですからね。ツボを刺激して快眠・熟睡を目指しましょう♪